少し前の話ですが農暦の6月7日「端午節」に粽子(ちまき)をいただきました。※農暦なので毎年、日にちが異なります(2020年は6月25日が「端午節」
友人ママにいただいたのが中国雲南省で作られる粽(ちまき)。
ちまきは台湾国内でも入れる具材や形、調理方法が異なります。
生米(もち米)をいれて笹に入れて蒸すもの、茹でたり、蒸したもち米に具材を入れて笹で包むなど。他にはデザートタイプのちまきもあります。
また各家庭ごとにこだわりがあるようです。自分の出身地のちまきや家庭で作るちまきなど。手間がかかるので最近は専門店で購入されるかたが多いです。
中国雲南省のちまき。見た目は台湾の一般的な粽と同じ三角形。
電気鍋(中国語:電鍋)で蒸してから、笹を開けてみるともち米に小豆(紅豆)が入っています。小豆が入るのが雲南省の特徴だそう。
(小豆だけ食べてみても甘くなかったです。笹の葉のいい香りが漂います)
どんな具材が入っているか確認。
中に入っていたのは鶏肉と玉子の黄身のみ。意外とシンプルです。
去年、友人からお裾分けしていただいた手作りのちまきは、何種類もの具材が入っていました
中正紀年堂駅の南門市場地下1階は「端午節」の時期はかなりの行列。南門市場の2階はフードコートになっているので、のぞいてみるのもお薦め。
ちまきは日本の中華おこわに似ているので好きです。
ただ、この中にはいる玉子の黄身は未だに慣れません。個人的にはなくてもいいのですが、入れる具材は日本のお節料理のように縁起の言い意味で入っている食材もあります。
ぜひ、日本の端午の節句でいただくちまきとの違いを試してください。