今回は台湾のニラを紹介します。
韮菜(jiu cai 3 4) ニラ
台灣のニラは日本のニラに比べて根元の部分が白く、細葱のように見えます。天候によって細かったり短かったり、サイズに違いがあります。
香りもそれほど強くなく、ニラたっぷりの餃子を食べても口臭は気になりません。(気になる方は食後に歯磨きやガムを噛んでください)そのため、餃子のほかにもスープや炒めものでもよく使われています。
菜市場で購入すると根元に泥や砂がついていたりします。
調理前にニラを洗う作業が日本に比べてやや面倒です。
①1本ずつ、根元とニラの枝分かれした茎部分を丁寧に洗います。
根元近くがやや硬い時は一枚はがします。葉先が汚れていたり変色していた場合は指でちぎります。
②1本ずつ枝分かれした部分に砂や虫がついていないか、確認しながら丁寧に洗い、調理に合わせた長さに切ります。
③スープや炒めものに使う場合、白い部分は3~4センチの長さに切り、他の野菜と一緒に調理します。
④ニラは火の通りが早いので緑色の部分は食べる直前に入れます。
(火を止めた後の余熱で充分)
スープが熱いうちに蓋をしてしまうと、色鮮やかな緑色が変色(退色)してしまうので気をつけてください。
ニラと油豆腐のビーフンスープ
お昼や小腹が空いたときによくニラの「水煎包」(蒸し焼き包子)を食べます。ニラと炒めた玉子に春雨が入っていて食べ飽きない美味しさです。お値段もお手頃(1個約15元~)なので食べてみてください。