語学学習をするとき、皆さんはどんな辞書を使いますか?
台湾で中国語を学ぶ日本人の多くは、電子辞書を使っています。(最近は携帯やタブレット端末を使っている日本人も増えてきました)
では日本人以外のクラスメイトたちは何を使って中国語を調べているかというと、携帯やタブレットで単語、発音、文法の検索をしています。
個人的な意見ですが、日本人が中国語を勉強を始める場合、初中級レベルの人は電子辞書を使うほうが効率よく勉強できると思います。
(写真はカシオの電子辞書/2019年3月発売)
電子辞書なら、電池の消費量も携帯に比べて低く、ネット環境がない場所でも使用できます。
携帯の場合、ネットに接続できないと検索できなかったり、電池の消費が早いのでじっくり内容を確認したり、付随する検索時の電池の消費量を気にする必要はありません。
◎電池辞書を購入するなら、最新式でなくても問題なし
写真のカシオ電子辞書は今回のモデル(2019年度版)から辞書が新しくなりました。
私が最新モデルを購入したのは、
①カシオのHPから購入だと少し安くなっていたこと。
②今後、翻訳や通訳の仕事などをするために予備として。
今でも旧モデルの電子辞書も使用していますが、特に不便には感じません。
私の場合、旧タイプの電子辞書が蓋の開閉でキーボード部分が割れてしまい4年で2回修理に出しました。
蓋を開けると基盤が上に浮いてきます。これは2度目の破損。
2回とも、ちょうど帰国1ヶ月前に壊れたため帰国までだましだまし使いました。HP上から修理の連絡をいれましたが、いったん修理工場へ送られるため、最低1週間はかかります。
ちょうど、英語か韓国語の電子辞書を購入しようとHPをチェックしてきた時期と重なり、その上、今回の発売から辞書が最新版になったということで中国語の電子辞書を2つ持つことにしました。
(英語または韓国語の辞書は電子辞書に追加できる機能あり)
個人的には紙媒体が好きなので、普通の辞書を使いたいところですが、持ち歩くには重く、調べるのに時間がかかります。
普段使いには持ち歩きや追加検索できる電子辞書のほうがとても便利です。
また、国立台湾大学で2学期ほど日本語学科の授業に参加していた時に、学生たちの手元にはカシオの電子辞書があり、討論中によく分からない単語を素早く検索していました。
授業は全て日本語、会話もほぼ日本語で行われます。授業中の学生たちの会話レベルの高さに驚きました。授業の合間に、なぜ日本語の勉強をするか聞いてみると、日本のアニメの影響や日本の大学院への進学希望者が多かったです。
このとき、やはり語学を習得するには電子辞書が必要なんだと実感しました。
ただし、語学の覚えの早い方などは電子辞書を購入する必要はないと思います。英語を習得してから中国語の勉強を始めた友人はすでに勉強のノウハウをもっていたり、コツをつかむのが早いです。
もし、勉強に関して自分は不器用な方だと感じているなら、電子辞書を持っていた方が心強いです。(社会人になってから新たに勉強を始められる人など)
会話ができるようになると言語交換をする機会が増え、自分が言いたい単語がすぐ出てこない時は辞書に頼ったり、逆に日本語について正確に説明する際に電子辞書があると、言葉だけでは不十分な説明を補ってくれます。
☆☆☆
※電磁辞書を購入される方は、一緒に「充電式電池」「充電器」の購入も検討してください。
普通の乾電池だと使用済みの処分や、新しい電池の購入が必要になります。毎回使うことを考えると充電式乾電池のほうがコストを抑えられます。
その際は充電する時間を考慮し、充電器電池4本を購入するのがお薦め。
(2本使用中に残りの2本を充電できれば、効率よく電子辞書を使えます)
ということで、個人的には電子辞書は必要だと思います。
これから中国語を始められるかたの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。