5月27日(13時30分~14時)に実施された防空訓練が終了しました。遅くなりましたが、この時の様子を紹介します。
防空訓練当日、午後12時半を過ぎると雷を伴う土砂降り。
当初の予定では、防空訓練の時間帯に西門駅前か台北駅近くで写真を撮るつもりでいましたが大雨で諦めました。かわりに友人の会社へ。
13時10分過ぎには雨も少し小降りに。
13時半になると、携帯に「緊急警報」と「国家級警報」というタイトルで開始の合図が入ります。その開始と終了の案内がこちら。
台湾の電話番号を持っている携帯には一斉通知が来ていました。
警報音が聞こえ、窓から外を見下ろすとまだ車も人も動いています。
2~3人ほど自宅へと帰る人なのか横断歩道を渡っている人もいました。
13時35分の時点で走っている車も歩く人も見当たりません。
普段はひっきりなしに通るこの道路に1台も車が通りません。
(13時50分過ぎに撮影)
13時45分すぎに1階の軒下に行き周辺の交差点付近を撮ってみました。
バスも路肩に寄りハザードランプを点滅させながら、乗客を乗せたまま停車しています。軒下やコンビニ、ドリンクスタンド付近にいる人たちも移動せず、そこで待機していました。
ちょうど、救急車がサイレンを鳴らしながら通り抜けて行きました。
1階にいた時間はおよそ1分ほど。
斜め向かいの軒下に2名の警察官の姿が見えたので、急いで戻りました。
友人の話では、この防空訓練の時間帯に外出した場合、罰金3万元(日本円 約12万円)が課せられるそうです。
(この罰金については未確認。あくまでも友人の話です)
防空訓練といってもどこか決められた場所へ避難、電話連絡などをするわけではありません。この30分間、外出しなければ何も問題ありません。
14時の終了の合図とともに、今年も無事に防空訓練が終わりました。
この防空訓練中に面白い光景を見かけました。
バスの運転手さんがこの30分間をランチタイムに充てていました。
日本でも見たことがないこの状況。ちょっと驚きました。
乗客を乗せたまま、バスの運転手さんが運転席でお弁当を食べる光景は珍しいです。台湾ならではの光景に映りました。時間をうまく利用されているなぁと思いました。
以前、市内のバスに乗ってたときも公園そばのバス停で乗降客もいないのに突然停車したことがあります(時間調整でもありません)。
なんと、乗客を乗せたまま運転手さんのトイレタイムでした。
ここ台湾では、普通の出来事のようです。
他の乗客たちは何事もないように運転手が戻るのを待っていました。
話はそれましたが、台湾で行われる防空訓練、今年はこんな感じでした。
来年この時期に台湾へいらっしゃるかたは、防空訓練の時間帯にご注意ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。