不思議だなぁと思うことがあります。
それは毎月最低3回は道を聞かれたりすること。
【SCENE1:道を聞かれる】
50~60代の女性から、通りの名前を聞かれました。
残念ながら、聞いたことのない通り名だったのでお手伝いできませんでした。
【SCENE2:レストランで携帯電話(iPhone)の使いかたを聞かれる】
60代の女性から、ご本人の携帯について聞かれました。
友人と食事をしていると、近くに座っていた母親世代の方から「携帯の画面が急に暗くなったから、どうすればいい?」と突然聞かれました。
まるで私たちが昔からの知り合いかのように、フランクに聞かれて驚きました。基本の使い方と簡単なアドバイスを付け加えて説明しました。
私にも分かるくらい簡単なことだったので説明できましたが。
話をしながら「周りにたくさん人がいるのに、なぜ私なんだろう?」と。
【SCENE3:スーパーで商品名を聞かれる】
60代以上の男性から、液体洗剤の名前を聞かれる。
レジから離れた洗剤売り場近くで急に近くの男性から声をかけられました。自宅から持ってきた液体ボトルを見せながら、「同じものを買いたいが目があまり見えないからどの商品か教えて欲しい」と。
最初は店員さんに声をかけていると思い、自分の買い物をしていましたがその男性が私の傍まで来られて私に手伝って欲しいと頼まれました。
(この時も近くに台湾人の方たちもいました)
この日は詰め替え用液体洗剤が「1つ、105元」で「2つ、140元」とお買い得だったので2つ買うほうがお得なことを商品名と一緒にお伝えしました。お礼の言葉をいただき、詰め替え用液体洗剤を2つ持ってレジに向かわれました。
【SCENE4:道を聞かれる】
20代の大学生から中正紀念堂駅へ向かう道を聞かれました。
条件は工事中ではない道を通りたいということ。
彼女は「工事中の道を通ってきたけど、音がうるさいから同じ道を使いたくない」という理由でした。
会話の中で彼女は「工事中」という単語を使いました。
(日本語でも「工事中」という言い方をしますが)中国語で自分が普段使う言葉が「施工中」か「工程」だったので、すぐにこの「工事中」が出てきません。
彼女も私を台湾人だと思い道を尋ねたそうです。
私の話し方を聞いて、「韓国人? 日本人?」と驚かれました。
この彼女が素朴な感じで言語交換したいと思う学生さんでした。
別の道を伝えて、最後は彼女から握手を求められ分かれました。
(連絡先を聞けばよかったかと少し後悔しました)
【SCENE5:近くのパン屋を聞かれる】
50代の女性 (女性の妹と20代の男性も一緒)
土曜日の夜9時過ぎ、師大近くを歩いていると急に「この方向にパン屋はあるか」と尋ねられました。
「反対方向に時どき夜9時過ぎでも開いている家族経営のパン屋があるが、閉まっている可能性もある」「師大路の『一之軒』ならまだ開いてるからそちらへ行くか、スーパーで購入するか」を提案しました。
結局、家族経営のパン屋は閉まっていたので、この方たちは頂好のスーパーへパンを買いに行かれていました。
以上が1ヶ月内に聞かれた出来事です。
今までは道や駅までの行き方を聞かれることが多かったのに、最近はもう少し違うことを聞かれるようになりました。周囲には台湾人もいらっしゃるのに、不思議な感じです。
また台湾人の方に聞かれるほかに、外国人の方から聞かれることも増えてきました。
先々月にフランス人ご夫婦の方に「この辺りで食事がしたいがどこかにお店があるか」と英語で聞かれました。
(なぜフランス人だと分かったかというと、道を聞かれる前に私の前を歩いていたこのご夫婦がフランス語で会話をしていたからです)
英語で聞かれると、中国語で答えるよりも言葉がでてきません。何が食べたいか、苦手なものはあるか確認して、行き方を説明しようとすると、つい中国語が出てしまいます。
何とか、たどたどしい中学生レベルの英語で行き方を説明して見送った後に、もっと違う言い方があったと思い出して反省しました。
先ほどゴミ捨てに出かけた時も東南アジア系の方から英語で道を聞かれました。徒歩10分ほどの場所まで行く簡単な道の説明なのに、ここでも英語が出てきません。
もっとスムーズに英語がでてきたらいいのに……と思う今日この頃です。
皆さんも道を聞かれることが多いですか?