雙胞胎は中国語で双子。
台湾には『雙胞胎』と言う「おやつ」があります。
Q,どんな「おやつ」でしょう?
A, 揚げ菓子。ドーナツのことを言います。見た目はかなり素朴。
どちらかというと、沖縄の「サ―タ―アンダギ―」に似ています。
なぜ『雙胞胎』というのか、友人の話では2つのドーナツをくっつけて揚げているからだそう。
台湾では30年以上前から販売され、長年愛されているおやつ。
今回購入したのは「湖仔」の 甜甜圈 雙胞胎。
菜市場を散策していた時に少し甘いものが食べたくなり、ドーナツを売ってるお店を発見。
閉店間際にも関わらず次から次へとお客さんが買いに来ます。
(菜市場のせいか、購入層は母親世代やおじいちゃん世代が多い)
日本でも見かける穴の開いたドーナツ、ツイスト、小豆の入ったドーナツのどれにするかで迷っているうちに品数がどんどん減っていきます。
様子を見ていると、後から来た人たちがこれらのドーナツと一緒に『雙胞胎』を買っていきます。『雙胞胎』……「?」 食べたことがなく、人気のようなので買ってみました。
雙胞胎やツイストなど中に餡が入っていないドーナツは10元。
菜市場ならではのお買い得感!
(油っこかったり、甘すぎても10元なら失敗しても許せる範囲)
この日は菜市場を後にして人通りの少ない場所でこのドーナツをひと口いただきます。まだ温かく油っこくなく、程よい甘さ。「もう1つ買えば良かった」とすぐ後悔しました。
サ―タ―アンダギーに一番近いですが、こちらの方が粉が軽く、少し大きめ? 油切れもよく、最後まで食べ飽きません。
他店の『雙胞胎』と同じか分かりませんが、「湖仔」の『雙胞胎』に使われる砂糖がグラニュー糖。このグラニュー糖が口の中でいいアクセントです。(写真でキラキラしているのがグラニュー糖です)
この日はこの『雙胞胎』を1つだけ購入しました。
毎週木曜から日曜に販売していると伺っていたので、また来ればいいと買いに戻らなかったため。それから約2ヶ月半ずっと後悔しました。翌週から足を運んででも販売していません。
約2ヶ月半振りに発見!!
時間帯がまだ早かったせいか、今日は種類がたくさんあります。
『雙胞胎』を2つ、中に「奶酥(ココナッツシュガーバター※個人的にはシュガーバター)」が入ったドーナツを1つ購入しました。合計40元(雙胞胎は1つ10元、餡入りは1つ20元)
奶酥が入ったドーナツ。揚げたてを購入したせいかほんの少し油切れが足りませんが美味しかった!
菜市場に来ない日はどこで買えるか聞くと、桃園の大渓から来てるそうで買いに行くのは断念。
現在はこちらの菜市場に金曜と日曜に出店しているそう。
これから、食べたくなったら金曜か日曜に足を運びます!
まだ若い老闆娘に許可を得て撮影させていただきました。
これはぜひ甘いもの好きの友人にも紹介したいお店。
中国や香港でこの『雙胞胎』でドーナツの意味として通じるか不明ですが、台湾ではドーナツで通じます。
『雙胞胎』はこちらのお店だけでなく、他の菜市場や店舗でも販売しているようです。夜市や菜市場で見かけたらお試しください。
最後までお読みいただきありがとうございました。