菜市場で「小白菜」を購入したので、悉芬姐に小白菜炒めを教わりました。
小白菜は白菜の品種の1つ。
(名前に白菜の漢字が入っているため、購入する時は分かりやすい)
見た目は白菜というより、ルッコラや小松菜に似ています。
台湾のお店でメニューにある白菜は、基本的にこの「小白菜」を使用しているそう。
日本の白菜には苦味がありませんが、「小白菜」は少し苦味があります。小さなお子さんは苦手かも知れませんが、おそらく日本人も好きな味。
(食べたことがある苦味ですが、何の野菜だったか思い出せず……)
今回、悉芬姐に小白菜炒めを習ってから、この苦味のある野菜が「小白菜」だとわかりました。
自分で料理するまで、名前もわからないままこの味が好きでお弁当や量り売りのお店で見かけると必ず食べていました。
おかずの一品として食べると、このやや苦みがクセになります。
みずみずしくて歯ごたえもよく食べやすい野菜です。
◎下準備
・小白菜 色の悪い葉の部分をとりのぞく。根元付近に土がついているので軽くすすぎ、根っこの部分から2.3センチ上をカットする。内側にも泥がついているので、切り落とした後も内側をよく洗う。
・ニンニク 皮をむいたニンニクを、まな板の上に置き、包丁の側面で1度強くたたきつぶしてから、細かく包丁を入れる。(たたきつぶすのに抵抗がある方は、スライスにするか、粗みじんにすればOK)
◎作り方
POINT/ 小白菜は水分が多いので、炒めるときに水を加えない!
①熱したフライパンに油・ニンニクを入れ、ニンニクのふちの色が変わってきたら小白菜を入れ、軽く炒める。
※小白菜は水分が多いので水を足す必要はない。
②中火~強火のまま炒めていると、小白菜から水分が出てきます。フライパンを傾け、小白菜から出た水分に塩、こしょう、香油を入れる。砂糖を少し加えてもOK。(味の素を使う方は、砂糖を加えなくてOK)
③調味料が溶けたら、全体に味が行き届くよう炒めれば完成。
☆唐辛子を入れて少し辛めに、または海老と炒めればボリュームがでます。
菜市場では現在1束20元あたりで販売中(スーパーは少し高め)。
Q、「小白菜」があるなら「大白菜」もある?
A,大白菜もあります!
うちの近所で見かけました。日本の白菜より小さめ。
悉芬姐の話では「捲心白菜」名でよく店頭に並んでいるそう。
(この白菜に苦味があるかは、まだ料理していないため不明)
ちなみに日本で売っている白菜は、台湾では「山東大白菜」といいます。悉芬姐によると「小白菜」に比べて硬いため、キムチなどの漬物に使用するそう。日本では鍋に入れますが、台湾の鍋用白菜はまた別の品種だそう。
日本と見た目が同じ白菜でもサイズが小さかったり、「小白菜」のようにやや苦みがあったりするのは興味深いです。
よく食べていた野菜の名前が分かってスッキリしました。
ぜひ台湾に来たときは「小白菜」の料理もお試しください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。