1日目に続き、2日目の様子を紹介します。
◇2月8日(土)
朝から夕方近くまで防犯カメラの確認に行くかどうか逡巡し、天気が良かったので行くことにします。
お店が休みだったり、問い合わせて断られたり録画が確認できなければ、その時点で諦めるつもりで向かいました。
以前にも台湾で物が盗まれたことがあります。
後日、防犯カメラのおかげで犯人を見つけることができました。この時の犯人は60代の主婦。その一件もあり、ダメ元で確認だけしてみようと思い出かけました。
現場近くのお店が営業中であることを確認して女性店員(50~60代)に声をかけます。昨日の店舗と対応は違いますが、やはり母親世代の女性は非協力的。「とりあえず警官を連れてきたら考える。ただし、防犯カメラの見方は私にはわからない」と言われます。
半ばあきらめつつ、昨日と同じ警察(派出所)へ。
署内受付にいた警官へ声をかけます。
この日は制服の右胸に☆の刺繍が4つ、腰に拳銃を携え、署内でも階級が高いと思われる人に事情を説明。
ちょうど近くにいた別の警官が昨日の事情を手短に話してくれ、防犯カメラの確認に背の高い男性警官を寄こしてくれました。
昨日と同じく、私は歩いて現場へ。
★現場付近で1つ不可解なことがありました。現在確認中なのでここでの説明は省略します。
警官と店舗前で落ち合うと先ほどの女性が出てきます。再度防犯カメラの映像を見せてほしいとお願いすると、警官がいるせいか女性の態度はやや軟化。
幸運にも他の男性(後日社長だと判明)と若い女性従業員たちが出てきてくれ、彼らが防犯カメラの録画映像を見せてくださいました。
「お店の営業を邪魔して申し訳ない」と謝ると「気にしないでいいから、ゆっくり確認して」と嫌な顔一つせず、皆さんとても親切にしてくださいます。騙されて自己嫌悪いっぱいの時に、この優しさは本当にありがたく感じました。
◎民間の防犯カメラは高画質&高性能
あまり期待していなかった防犯カメラの画像が、実は銀行と同じ精度の画質! モノクロでなく、カラーでとても鮮明。
若い女性従業員たちと一緒に精度の良さに驚くと「いい防犯カメラを設置しているんだよ」と社長が嬉しそうに教えてくださいます。
★犯人の映像を確認
防犯カメラを見始めてからおよそ20分ほどで犯人の姿を確認。
(この瞬間、ぶわっと鳥肌が立ちました)
残念ながらこの日は画像を記録する方法がわからず、設置担当者がいる月曜以降にまた来るよう言われます。
社長から「お昼の12時以降ならいつでもいいよ」と言っていただいたので、月曜のお昼(12時半)過ぎにうかがう約束をしてお店を出ます。
防犯カメラで犯人の姿を確認できたことで、昨日依頼しなかった指紋採取をやはりお願いすることに。そのため、また警察(派出所)へ戻りました。
15分ほどで南海路近くの警察署から私服警官(おそらく鑑識か刑事?)のかたが来てくれました。制服警官が来ると思っていたので予想外です。
前日に若い警官に見せた袋(犯人の指紋が採取できそうな3点)を渡します。
担当者はきちんと使い捨ての手袋をはめ、指紋がとれるか1つ1つ確認しながら受け取り調査書に記入します。
同時に書類に連絡先を記入するよう言われます。
てっきり、その場で簡易の指紋採取程度で済ませるだろうと思っていましたが、警察署に戻ってきちんと確認してくれるそう。
紙片と手帳、ボールペンの入った袋からボールペンを取り出し、これはすでに私の指紋もついているため、親指から12個の指紋を採取するのは難しいと説明され、その場で返却されました。
カメラなどの機材が入ったバックに先ほど記入した書面と提出した手帳と紙片を袋ごと保管袋(ジップロックと同じようなもの)にしまい、別の署へ戻る担当者と一緒に私も派出所を出ます。
指紋採取の担当者から「手帳は約30分で確認できるので後ほど連絡します」と言われます。この方の名前を聞いて自宅へ帰宅。
帰宅後20分ほどで携帯に連絡があり、手帳の返却に自宅まで来てくれると言われたので、パトカーが停車しやすい大通りで待ち合わせます。
待ち合わせ場所で待っていると、ほどなく先ほどの担当者が到着。
指紋採取後の少し黒くなった手帳を袋に入れたまま返却してくれました。
(拭けばすぐきれいになるそうですが、これを見るたびにあまりいい気分はしないと思うので、使用するつもりはありません)
この手帳にいくつか指紋があったそうですが、はっきりした指紋は出なかっつたそう。
もう1つの紙片は紙に液体をつけてから検査するため、3日ほど時間がかかると言われました。※11日の夜に着信がありましたが気付かず、翌日折り返しても担当が不明ということで、再度連絡が来るのを待ちます。(担当の名刺をもらい忘れていました)
少し立ち話をして、この日は終了。
今現在(2月14日)、警察も10日の午前中に防犯カメラの映像を入手していますが、その後どうなったかはまだ分かりません。
(恐らく何もしていないと思います)←※予想外に少しだけ調べてくれていました。次回のブログでこの辺りについて紹介します。
警察とは別に私も防犯カメラのコピーをいただいたので、映像確認と指紋採取の結果を聞いてから再度警察(派出所)へ行く予定です。
話が長くなりました。
この続きはまた改めて紹介します。
最後までお読みいただき有難うございました。