台湾にいると日本では見かけない花や植物を見かけます。
3月のある日、バス停近くでジャスミン系の香りの強い素敵な花を見つけました。バス停手前からすでに強烈な香りがしているにも関わらず、不快ではなく、かえって優雅でやや女性的に感じられる空間でした。
自然界にある紫色と白というはっきりした色合いは、憂鬱になりそうな曇り空の下にいる自分に元気を分けてくれている気がします。
この日は少し早い初夏の訪れを告げているように感じました。
屋外でこんな花の匂い嗅いだのは台湾に来て初めて。友人に花の名前を尋ねると「變色茉莉」と教えてくれました。この花は最初に紫色に咲き、日ごとに色が薄くなり最終的には白色に変化するそうです。
その花がこちら
湿度の高くお昼すぎのせいか花にやや力がないようです。
中国名は鴛鴦茉莉 (yuan yang mo li 1 1 4 4)/常緑樹
鴛鴦は日本語でおしどり、つがい(文学作品などで夫婦にたとえることが多い)
茉莉は日本語でジャスミン(の花)
調べて見たところ、どうやら日本にもあるようです。
日本名は匂蕃茉莉 ニオイバンマツリ
この花言葉『浮気な人』『夢の名』『幸運』『熱心』
現在5月半ばですが、すでに花が散っている場所もあります。3月から4月頃に台湾に来られるかたは街中でもこの鴛鴦茉莉を見ることができます。
(湿度の関係か日本より開花時期が早いです)
日本にある花でも台湾で見かけるとやや色鮮やかです。他にも綺麗な花がたくさんあるので、これから少しずつ紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。