今日は以前から気になっていた台湾人の朝食を紹介します。
家族構成:父 ・姉・ 弟 +プードル(中国語:貴賓狗 gui bin gou 4 1 3)
食事状況:平日のみ家族そろって朝食をとる
台湾では出勤・登校前にコンビ二または朝ごはん屋さんで食べるか、テイクアウトして職場や学校で食べる人たちを見かけます。
今回紹介する悉芬姐は自宅で家族そろって朝食をとるのが習慣です。
悉芬姐のある日の朝食①
雑穀米のお粥(水少なめ)
筍と刻み油揚げ(中国語:素鶏*)のしょうが炒め
筍の柔らか煮 (中国語:桂竹筍)
豆腐乳(dou fu ru 4 1 3) 豆腐を発酵させ塩漬けにしたもの
沖縄では豆腐ようと呼ばれている
麵筋*(mian jin 4 1) 油揚げを醤油煮にしたもの
醃製佛手柑 佛手柑
*素鶏・麵筋 大豆から作られたもの
豆腐乳 万能な発酵食材 (やや塩気があり、ねっとりした口当たり。そのままご飯のお供にも◎)
筍は根元部分を使用。コリコリした食感。
ときどき、悉芬姐がお裾分けしてくださいます。
この雑穀米をいただく時はおかずを用意する必要はありません。無くても充分満足できるんです。
日によって甘く感じたり、百合根がアクセントになったりして、食べ飽きません。
毎回、自分の体調に合わせて作ってくれたかのようです。
これを食べた日は、中途半端な時間帯にお腹が空かないため、お菓子を食べたり,次の食事でドカ食いせずにすみます。
彼女の平日はこの雑穀米をメインに野菜を使ったおかずが1、2品並ぶ台湾の伝統的な朝食だといいます。(おかずもあっさりした薄味が基本)
週末は、各自好きなものを食べるのが習慣。 悉芬姐の週末はちょっと遅めに起き、うどんやビーフンなどの麺類をテイクアウトするか自宅で大根餅を焼いたりして、平日と休日の切り替えをしています。
ある日の朝食②
きゅうりの漬物 塩もみしたきゅうりを醤油、香油、塩で味付け
レタス炒め(野菜の中国語:萵苣 wo ju 1 4/大陸妹 da lu mei 4 4 4)
※台湾では一般的に「大陸妹」と呼ばれている 豆腐乳
~お土産にお薦め~
「豆腐乳」「麵筋」はスーパーなどでも購入できます
「豆腐乳」は好き嫌いが分かれやすいです。自分や家族または料理好きな方・食べるのが好きな方へのお土産としてお薦めします。
※帰国時にスーツケースを預けられる方のみお薦めします。水分があるので機内持ち込み不可です。予めご注意ください。