台北・新北市のバスの乗り方が変わったのでお知らせします。
バスの行き先を提示する電飾部分にも「7/1上下車刷卡」または「上下車請刷卡」と表示が出ています。
車内にもポスターが貼られていました。
以前までは、バスによって乗車時(乗るとき)または降車時(おりるとき)のどちらかに1度悠遊卡(カード)を読み取り機にかざすだけでしたが、7月1日から乗り降りにカードを提示するようになりました。
これは乗客が毎回どちらか確認する煩わしさをなくすためということが理由の1つだそうです。
他にも個人的な意見ですが、乗客自身が乗降時に悠遊カードをかざすことでバス運転手さんが確認する負担が軽減するからだと思います。
どちらかのみ悠遊カードをかざす場合、運転手さんはバス停留所で毎回、乗降客がスキャンしたかどうかの確認をする必要があります。混み合う時間帯はかなり神経を使います。
夕方の時間帯はバスもかなり混み合います。
乗降時に人が多いバス停留場では後方のドアからも乗降できるのですが、この利点を悪用して無賃乗車をする人が多いです。
特に10代の学生や50代ぐらいの仕事終わりの女性が無賃乗車するのをよく見かけます。
バスの運転手さんも気がついて、悠遊カードをかざすようマイクで案内しますが、かざす振りをする方やドア付近の人たちに紛れて無賃乗車しています。それもあって乗降時に2回悠遊カードをかざすよう変更になったと思います。
ちょっと残念な光景です。
もともと、台湾のバス会社は赤字だそうで、政府が一部運営のための援助をしているとJaneさんから聞きました。
赤字になってしまう要因は無賃乗車以外にも考えられますが、話が長くなりそうなので今回は、悠遊カードを使ったバスの乗車方法が変更になったことだけお知らせします。