物を大切にする友人 50年以上前の資生堂の手鏡を今でも大切に使う

「我會珍惜東西五十年!」

私の友人、鄭姊は物持ちがとても良い方です。
といっても、大事に保管するコレクターではなく、日常生活で今でも大切に使っている日本の品。(日本製かは不明)

今回は彼女の許可を得て、この2点を紹介します。
◇1つは資生堂の手鏡。もう1つはCasioの携帯用卓上時計。

まずは資生堂の手鏡をご覧ください。


これは鄭姊が高校生の時に台湾のデパートに入っている資生堂で化粧品を購入した際に非売品として受け取ったノベルティ。
日本では1969年のノベルティとして配られていたようです。

手鏡にもなりますし、鏡の部分が可動式になっており、卓上鏡にもなる優れもの。今でも毎日使えるなんて、この時代の品質・技術の高さが伺えます。

 

  
取っ手部分に、分かりにくいですがSHISEIDO の文字があります。

この手鏡を高校生から今現在、毎日使用されているそうです。

なぜ同じものを使い続けるのか聞いてみました。

鄭姊曰く「壊れたり割れたりしていないでしょ。日本製のものは品質がいいし、気に入ってるから毎日使うの」

◇2つめはCasioの携帯用卓上デジタル時計。(なんと外箱つき!)

これは学生時代に療養も兼ねてインドネシアに行かれる時に購入したもの。
現在でも問題なく使えます。(正確に時間が見れます)
当時の技術を考えると手のひらより小さいデジタル時計は、現在の価格にしたらかなり値段がした気がします。

 

鄭姊が使い続けているこの2点もそうですが、友人たちの大半は物持ちがとても良い方たちばかり。特に日本製品を信用してくださっています。

例えば、ある友人はトヨタ車に乗っていました。
雨の日にフロント部分から足元に水が入り込んでる状態でも乗り続けていました。約10年ほど、通勤に使い走行距離は20万キロ以上。
お金が無いわけではなく、ほかは問題なく動くから乗り続けていたそう。(最近、新車に買い替えました)

他の友人は、エアコンや湯沸しポットなどの電気製品もまず壊れたら修理。
一部が壊れていても、機能に問題がなければそのまま使い続けます。

別の友人は扇風機の首振り部分が壊れても固定なら使えるからと、既に十年以上使っています。

日本ではエアコンは特に5~10年、(または15年?)で買い替えたりしますが、台湾ではほぼ修理してずっと使い続けます。
自宅を購入されたり、引っ越しの機会に新たに買う友人もいますが、基本的にかなり古いエアコンを使っています。

残念ながら、このエアコンのお手入れはあまりよくありません。綺麗好きな方のご自宅にあるエアコンもほぼ何もしていない状態。

ご自宅にお邪魔させていただいた際に、さりげなく日本製のエアコンはどのような掃除をするかおしゃべりしながら伝えていますが、掃除&お手入れの考え方が日本と違うようです。(決して私の中国語レベルの問題ではありません)

皆さんは長く使い続けているものはありますか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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