肉桂露(蒸留して抽出したシナモン水)
シナモンの葉や枝を蒸留し、不純物の入っていない100%『シナモン蒸留水』を頂きました。6時間以上かけて抽出できた量はほんのわずかだそう。そんな貴重なものを素敵な瓶に入れていただきました。
お会いした時に、まずカップにひと口分注ぎ透明な液体をいただきました。
「どんな飲み物かわかる?」
口に含むと、どこかでいただいたことがあるような……。でも何なのかすぐに思い浮かびません。アーモンドの液体かと推理しますが、はずれ。
答えはシナモン。
☆シナモンには抗酸化作用があり女性にはおすすめ
台中の山の上にある無農薬の肉桂(シナモン・ニッキ)の木から、葉と枝の部分を大箱で送ってもらい、蒸留の機器を使って作ったそうです。
これはシナモンの葉のみ。
シナモンパウダーやシナモンスティックなどお菓子やコーヒーに入れていただいたことがあります。その印象から、蒸留した場合も液体は茶色だと思いました。(よく考えれば粉末ではなく蒸留水だから透明)
お店でよく販売しているシナモンを蒸留した液体は100パーセントのものではないそう。シナモン蒸留水の他に水やアルコールなどを入れてあるそう。
こちらのシナモン蒸留水は1滴の水も加えていません。
飲みにくい場合は水やお湯を加えて飲みます。
私もそのまま飲むより、お湯で割ったほうが飲みやすかったです。
自宅では紅茶やコーヒーにほんの少し入れたり、豆乳・豆乳紅茶や牛乳にも入れて飲んでいます。
(紅茶やコーヒーはシナモンスティックやシナモンパウダーを入れて飲んだことがあるかたなら、どんな味か想像がつくと思います)
頂いた友人に豆乳や牛乳に入れて飲んでいることを伝えると驚かれました。
組み合わせが意外だったそうです。
蒸留する機械がこちら ↓
しゃぶしゃぶ用の鍋のように中心部分が煙突のようになっています。
この内側部分に水*を入れ、布袋にいれた大量のシナモンの葉と枝を上に。
(*この水は蒸すための水)
袋に入ったシナモンの上に蓋をかぶせて電源を入れます。
鍋の内側に蒸留された水滴はサイド側の蛇口から試験管へと少しずつ流れ落ちてきます。
通常は2~3時間で完成ですが、子惠パパママたちは6時間ゆっくり時間をかけて蒸留したそうです。
答えを聞いてから、再度ひと口。
口に含むと口の中にシナモンの香りが広がます。
舌先がややじりじりする刺激。
純度100パーセントのため少しずつ飲みます。
このシナモン蒸留水を飲んでから歩くと、すぐに喉や指先がポカポカして温かく15分ほどで汗をかきました。
その夜は睡眠中も体が温かく足の冷えを感じません。
寒い日にこれを飲んで寝ると朝までぐっすり眠れます。(去年の冬は足先が冷えてしまい、夜中に何度もトイレに起きてしまい寝不足になりました)
小さじ1~2杯ほど飲むと手足が温かくなります。
また気温が下った寒い日は、外出前に小さじ1/3程度を薄めずに飲んでから出かけます。
台湾では自分で無添加石鹸や牛軋糖 (ヌガー)を作っている人が多いです。その流れで、友人の話では蒸留器で純度の高い薄荷や今回のシナモン蒸留水を作るのが流行ってきているそう。
子惠パパママと子惠のおかげで今年は冷え知らずで冬を越せそうです。
◇台湾の冬は日本に比べてそれほど寒くありません。旧正月前か期間中、または12月の数日間だけ、日本(東京)の12月の寒さを感じることがあります。基本的に分厚いコートやセーターは不要ですが、台湾生活が長くなるにつれ、体が台湾の気温に順応してきたのか体感温度が低くなってきたようです。
最後までお読みいただきありがとうございました。