Dinoさんから「葱油餅」の作り方とカットの方法を教わりました。
本来の「葱油餅」は強力粉を使い、こねて寝かして焼く直前にまた広げて……と、手間ひまがかかり、かなり大変な作業。
Dinoさんが作る「葱油餅」は薄力粉を使うので時短&手軽にできます。
◎材料 (今回は卵入りですが、入れなくてもOK)
薄力粉
葱(万能ねぎ、薬味ねぎ、細ねぎ) 多め(小口切り)
※3~4センチほどの長さに切ると、韓国のパジョン(파전)に⁉
卵 2個
水
塩・コショウ
◎作り方
①全材料を入れてダマにならないよう混ぜる。(溶き卵、水、薄力粉を先に混ぜてから葱と塩・コショウを入れて軽くかき混ぜる)
薄力粉と水の分量は混ぜた後にお玉ですくうとクレープ生地のような軽さ。ホットケーキよりも粉の分量は少なめ。
POINT! 葱を多め入れると美味しさUP‼
②熱したフライパンに油をひき、お玉1杯分を流し入れ、均等になるようフライパンを動かす。
【Dinoさんの場合】へらの裏側を使って生地を薄くのばす。この時、へらに生地が付くのを防ぐため、生地に触れる前にフライパンに入れた油にへらの裏側をつけてから、生地をのばす。
③ホットケーキのように片面にしっかり焼き色がついたら裏返し、へらの裏側で生地表面をやや押しつけてカリカリになるように焼く。
④焼き色がついたらまな板の上に置き、食べやすい大きさに切り分ける。
ピザやホールケーキと同じようにカットしようとすると、こちらのやり方↓ を教わりました。
◎ カットの仕方
まな板の上に置き、斜めにカットして折るように重ねる。(斜めにカットするのはその後にカットする生地を動かす角度が少なくて済む)
縦半分にカットしてもOK!
分度器のような半円を真ん中で縦にカットし、両サイドをカットすれば食べやすい大きさ。
☆中心部分を鋭角にカットした方が見た目が綺麗
V字型にカットする。(ひと口サイズがやや大きめ)
このようにカットした方が簡単でサイズも均等になりやすいです。
自宅で作れば葱を多めにしたり、油を控えめに調整できます。
多めに焼き、後から卵やバジル、チーズなどを加えれば、朝ごはんやブランチとして応用できます。
個人的には、葱のかわりに「紅ショウガ」で作ったり、「抹茶」や「ココアパウダー」と「小豆」を入れてデザートタイプにして食べたくなりました。(Dinoさんに否定されたので、これはこっそり作ってみようと思います。美味しかったら報告します!)
【Dinoさんからのアドバイス】今回は栄養面から卵を入れたそう。
卵を入れない「葱油餅」の方がより葱の香りと小麦粉の良さが味わえるそう。また、台湾で作るなら葱のかわりにニラや蒜苗(ややニンニクの香り。見た目は細葱やニラに似ています)で作るのも良いそう。蒜苗 ↓
たくさんの材料を入れずにシンプルに1,2種類入れるのがおすすめ☆
今回はつけダレを作らずそのまま頂きました。(つけダレをつけなくても美味しいです) つけダレはお好みで作ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
葱油餅とほぼ同じ作りかたの蘿蔔絲餅(千切り大根の粉焼き)を下に紹介します。よろしければご覧ください。