台湾ではマスクカバー『口罩套』でマスク不足を補う。各自で取り組む新型肺炎対策

台湾のマスク不足対策の最新版として紹介します。

台湾も日本と同じようにマスクが足りていません。
マスク不足の問題が拡大しそうになった直後、2月初めには政府管理に切り替わりました。これにより、日本で起きた「使い捨て・医療用マスクの高額転売」のような混乱・問題は起きていません。

3月現在、1週間に購入できるマスクは3枚(大人用/1人)に増えましたが、それでもマスクは不足しています。

こんな時でも友人たちは台湾にいる私のマスクが足りているか気にかけてくれます。(毎週、数枚の家族分のマスク購入のために並んだり、足りていない状況にも関わらず、気にかけてくれるのはとても有難いです。私は日本から持ってきたマスクがまだ足りているので必要ありません)

 

そんな中、友人ママからいただいたマスクカバー『口罩套』。

使い捨て用マスク(不織布)に使うマスクカバー。

 

最初に聞いて思ったのは手作りのマスク⁉(耳用のゴムひもなし)

[表側・外側〕鼻側はややカーブがついています。こちらの布は木綿。

[裏側・内側〕内側の生地はガーゼ(日本製)。
肌に触れる、呼吸する部分なので、日本製のガーゼを使用。

これは現在のマスク不足を補うため、使いまわさないとならないマスクの衛生面改善の観点から作られたマスクカバーだとわかりました。

使い方がとても簡単!

使い捨てマスクを用意し内側にセットするだけ☆☆☆

台湾でもマスク不足で使い捨てマスクを2~3日使い続ける人もいると聞きました。
私も自宅にある残りわずかなマスクをなるべく大切に使おうと、屋内の公共施設へ入るときは、使い捨てマスクの内側にミニハンカチをあてて使っていましたが、今回いただいたマスクカバーの方がより衛生的な気がします。マスクの外側も汚れません。

日本でも手作りマスクをする方が増えていますが、このマスクカバーもかなりおすすめできると思います。

 

◎マスクカバーの有効性

友人ママの話では表と裏はわざと柄を変えているそうです。また、小顔効果と関係なく、目から下全体が覆えるように大きめに作っています。鼻と口以外に、うっかり何か触れた手で顔を触ってしまったり、肌に触れる部分が少なくないようにしてあるそう。

毎日外側のマスクカバーを交換すれば、1日ごとに使い捨てしていたマスクも、2~3日は使いまわせます。※使用頻度は個人の判断による

マスクカバーを使うことで、内側は自分の唾液、呼吸する度にマスクに触れていた部分への負担が減ります。

また外側の排気ガスもそうですが、ホコリや飛沫感染のリスクも抑えられそうです。

※どこまで衛生面が保たれるか(安全か)は不明ですが、個人的にマスクを再使用するときの心配が軽減します。

そのため、友人ママからこの青いマスクカバーのほかにプラス2枚、合計3枚頂きました。(手洗いして乾かない時の予備として合計3枚)

内側は花柄のガーゼ(日本製)

手洗いが面倒に思えますが洗ってみると薄手なので乾きやすい。手洗いが面倒な場合は多めに作る(購入?)して週末にまとめ洗いしてもよさそうです。

 

このマスクを見た別の友人によると、このようなマスクカバーが1枚70元~で販売しているのを最近見かけたそうです。(内側がカーゼタイプか不明)

 

台湾のバイク用に使われているマスクは30元~なので、2倍以上する値段の「マスクカバー」は高くかんじますが、今の状況では必要性か高いので仕方ないのかもしれません。

ちなみに台湾の布マスク( ↓ 表)

( ↓ 裏)

 

話を戻しまして、この「マスクカバー」は今回のマスク不足から作られたものだそう。

マスクをつけることでどのくらい新型肺炎からの感染を防げるのか、マスクカバーにどのくらい効果があるかは不明ですが、こうやって不足分のマスクをどう補うか、個々に考えて自分たちで対策している点はとても凄いことだと思いました。

このマスクカバーは友人たちの間で徐々に広まりつつあります。
恐らく3月末には街中でもよく見かけられるような感じがします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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