台湾生活４年目に知った美味しいラーメン（袋麺）を紹介します。
日本の袋麺にはない味です。
以前、ホテル内のレストランで何度か「麻油鶏麵」をいただいたことがあります。その時の印象は特にありません。なぜなら、メニューには「麻油鶏麵」と記載されているのに、具材（鶏肉、クコの実）もなく、日本のそうめんの上にごま油がかけらているだけという感じでした。
※「麻油麵線」ではありません、メニューにはきちんと「麻油鶏麵」と書かれていました
食べるのが好きな友人・芬ちゃんに薦められ、購入したときも食べるまで何の期待もしていませんでした。この袋麵「麻油鶏麺」を食べて、初めて「麻油鶏麺が美味しい！」と感じました。
この袋麵の特長は粉末スープのほかに、ちゃんとした具材（一口サイズの鶏肉、生姜、クコの実）が入ったレトルトパウチがついていること。これらの具材と細めの縮れ麵がスープと良く合います。別添えの調味料（料理酒、ごま油）も入ったスープはインスタントラーメンだと感じられない美味しさ。私はいつもスープの一滴まで飲み干します。
おそらく、袋麺の中でも高級な部類に入ると思います。値段も３個パック139元～（日本円 約556円～）。
カップ麵も販売されていますが、自宅で食べるなら袋麵がおすすめです！
お酒が入るので大人向けの味です。お子さんと一緒に召し上がる場合は、添付の料理酒の量を控えめにしてください。
芬ちゃんのおおすすめは野菜や卵を入れて食べるほうが美味しいそうです。
私の場合、出かけるのが面倒な時はそのままいただきます。（野菜や卵をいれなくてもとても美味しいです！） または、買い置きしているエノキやへちまがあればよく一緒に入れて食べます。
もともと麻油鶏のスープは産後の女性や風邪予防など、体を温める効果があります。特に冬の初めから台湾ではよく食べられています。
ただし、のぼせやすい体質の方やは逆効果があるのでご注意を！ （週に何度も食べなければ問題ないそう）風邪の引き始めや引いてるときはではなく、あくまでの風邪「予防」。風邪を引いたと感じる前に食べてください。
自宅で食べるならスーパーやコンビ二でも冷凍やチルド状態のものを購入できます。「麻油鶏」を購入し、後から市販の麵を入れれば「麻油鶏麺」になります。また夜市や看板に「麻油鶏」と書かれた専門店でも食べられます。
おすすめのこの「麻油鶏麺」
頂好スーパー(台電大樓駅近く)では132元（日本円 約528円）にて販売。 
ドラッグストア「康是美」ではスーパーより少し安く販売。
ここでは３個パック144元ですが、２袋買えば２袋目が４割引。
２袋購入する場合はこちらを購入したほうが1袋115元となり、とてもお買い得です。1つは自分用、もう１つは帰国時の家族またはラーメン好きの友人へお土産にしてはいかがでしょう。または「麻油鶏麵」と「花雕雞麵」（写真右側）を1つずつ購入し、食べ比べてみるのも良さそうです。
なお、私がよく行く古亭駅近くの全聯スーパーでは「麻油鶏麵」は販売されていませんでした。
※スーパーなどの価格は店舗や地域、または販売時期によって異なることがあります。ここで紹介した価格はあくまで参考価格としてご覧ください。
また美味しい袋麵を見つけたら紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。